死活監視の検証
ルータ(R2612)をダウンさせてトリガーの設定どおり検知できるか確認する。
前提条件
検証する環境が構築できていること。
R2612を監視対象にすること。
メールの通知設定が完了していること。
検証環境
設定内容
ホストの登録
ホスト名:R2612
SNMPインターフェース:R2612のIPアドレスを入力
手順は、ホストの登録を参考にして下さい。(設定時は青字に読み替えて設定して下さい)
アイテムの作成
名前 | タイプ | キー | データ型 | 更新間隔(秒) |
---|---|---|---|---|
Pingチェック | シンプルチェック | icmpping
※1回につき3パケット送信。詳細→ICMPチェックパラメータのデフォルト値 |
数値(整数) | 30 |
手順は、アイテムの作成を参考にして下さい。(設定時は青字に読み替えて設定して下さい)
トリガーの作成
名前 | 条件式 | 深刻度 | 説明 |
---|---|---|---|
{HOST.NAME} is unavailable by ICMP-1 | {R2612:icmpping.last()}=0 | 致命的な障害 | Pingの応答結果の最新の値が0(Down)であれば障害と判断。 |
{HOST.NAME} is unavailable by ICMP-2 | {R2612:icmpping.max(#3)}=0 | 致命的な障害 | Pingの応答結果が3回連続で0(Down)であれば障害と判断。 |
手順は、トリガーの作成を参考にして下さい。(設定時は青字に読み替えて設定して下さい)
検証結果
名前 | 条件式 | 結果 |
---|---|---|
{HOST.NAME} is unavailable by ICMP-1 | {R2612:icmpping.last()}=0 | アイテム設定の更新間隔(秒)に依存するため、30秒間隔のチェックとなる。早ければ数秒、遅くとも30秒後には検知できる。 |
{HOST.NAME} is unavailable by ICMP-2 | {R2612:icmpping.max(#3)}=0 | アイテム設定の更新間隔(秒)に依存するため、30秒×3回のチェックとなる。3回連続で0(Down)の時に検知する。途中で1(UP)となったらカウントはリセットされる。検知後は1回目のチェックで復旧したか否か判定される。ネットワークが不安定で短時間にDownとUpを繰り返している場合は検知できない可能性あり。
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障害時の管理コンソール画面とアラートメール
復旧時の管理コンソールとアラートメール