はじめに

OSの時刻がズレていないか監視します。

環境

Zabbixサーバ

OS:CentOS 8.2.2004
Apache:2.4.37
PHP:7.2.25
MariaDB:10.3.17
Zabbix Server:5.0.2
Zabbix Agent:5.0.2

 

検証サーバ

OS:CentOS 8.2.2004、WindowsServer2016

操作手順

Zabbixの管理コンソールにサインインします。

 

テンプレートを作成する

左サイドバーから [設定] - [テンプレート] をクリックします。
「テンプレートの作成」ボタンをクリックします。
以下の通り入力します。
テンプレート名:T_TIME_05
グループ:Templates
「追加」ボタンをクリックします。

 

アイテムを作成する

テンプレートの「アイテム」をクリックします。
OS稼働時間を取得してみた

 

OS稼働時間の取得

右上の「アイテムの作成」ボタンをクリックします。
アイテムの作成画面では、監視したい項目に合わせて設定します。
名前:ローカルタイム
タイプ:Zabbixエージェント
キー:system.localtime
データ型:数値(整数)
監視間隔:1m
アプリケーション:OS
「追加」ボタンをクリックします。

 

 

トリガーを作成する

テンプレートの「トリガー」をクリックします。
OS稼働時間を取得してみた

 

右上の「トリガーの作成」ボタンをクリックします。
トリガーの作成画面では、監視したい項目に合わせて設定します。
名前:{HOST.NAME} 時刻ズレ検知
深刻度:警告
条件式:{T_TIME_05:system.localtime.fuzzytime(60)}=0
条件式は、Zabbixサーバの時刻と60秒以上のズレが発生した時という意味です。
「追加」ボタンをクリックします。

 

 

テンプレートをホストにリンクする

左サイドバーから [設定] - [ホスト] をクリックします。
作成したテンプレートをリンクするホストを選択します。
ホストは「CentOS8-2」と「WindowsServer2016」を選択します。

 

「テンプレート」をクリックします。
新規テンプレートをリンクから、「T_TIME_05」をリンクします。

動作確認

「CentOS8-2」と「WindowsServer2016」の時刻を数分遅らせます。

 

Zabbixのダッシュボードを表示させて1分以上経過すると時刻ズレを検知できます。

 

OS稼働時間を取得してみた

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