ネットワークディスカバリ

はじめに

多数のサーバやネットワーク機器を監視する場合、1台ずつ登録していくと非常に手間がかかります。そこで登録作業を自動化するオートディスカバリ機能を使用します。

 

オートディスカバリ機能には、Agent自動登録、ネットワークディスカバリ、LLD(ローレベルディスカバリ)の3つがありますが、ここではネットワークディスカバリを使います。2台のWindowsサーバに対して、ホストの登録、ホストグループの登録、テンプレートのリンクを自動化します。

検証環境

Server:3.0.7
Agent:3.0.4

イメージ

Zabbixサーバが監視対象機器を探して自動登録します。

 

networkdiscovery10.png

操作手順

アクションとディスカバリの設定を実施します。

ディスカバリ

  1. Zabbixの管理コンソールを起動します。
  2. [設定]-[ディスカバリ]をクリックします。
  3. 「ディスカバリルールの作成」ボタンをクリックします。
  4. 名前:任意の名前(ここでは「Auto discovery. Windows Servers」とします)
  5. IPアドレスの範囲:IPアドレスの範囲を入力します。

    (IPは、「192.168.XXX.XXX-XXX」の形式で入力します)

  6. 間隔(秒):任意の秒を入力します。(ここでは、検証のため「60」とします)
  7. 「新規」をクリックします。
  8. チェックタイプ:Zabbixエージェント
  9. ポートの範囲:10050
  10. キー:system.uname

    ※OS情報を取得します。使用例参照

  11. 「追加」ボタンをクリックします。

 

 

アクション

  1. [設定]-[アクション]をクリックします。イベントソースは、「ディスカバリ」を選択します。
  2. 「アクションの作成」ボタンをクリックします。
  3. 名前:任意の名前(ここでは「Auto discovery. Windows Servers」とします)
  4. 「アクションの実行条件」タブをクリックします。
  5. 新規条件:受信した値 含まれる Windows

    受信した値とは、上記ディスカバリで設定したsystem.unameの結果です。対象をWindowsサーバのみにしています。

  6. 「追加」をクリックします。
  7.  

  8. 「アクションの実行内容」タブをクリックします。
  9. 「新規」をクリックします。
  10. 実行内容のタイプ:ホストを追加
  11. 「追加」をクリックします。
  12.  

  13. 「新規」をクリックします。
  14. 実行内容のタイプ:ホストグループに追加
  15. ホストグループ:「選択」ボタンから任意に選択(ここではWindows Serversを選択します)
  16. 「追加」をクリックします。
  17.  

  18. 「新規」をクリックします。
  19. 実行内容のタイプ:テンプレートとのリンクを作成
  20. テンプレート:「選択」ボタンから任意に選択(ここではTemplate OS Windowsを選択します)
  21. 「追加」をクリックします。
  22. 「追加」ボタンをクリックします。

動作確認

監視対象サーバを発見できたか確認します。

 

[監視データ]-[ディスカバリ]をクリックします。
networkdiscovery20.png

 

2台のWindowsサーバを発見しています。

 

 

 

[設定]-[ホスト]をクリックします。
networkdiscovery30.png

 

ホストは問題なく追加され、テンプレートもリンクされています。

 

 

 

このようにネットワークディスカバリを使用すると、簡単に監視機器を登録できます。
今回は、Windowsサーバを前提として登録しましたが、Linuxやネットワーク機器の場合は条件を変更することで同様に登録できます。

 

最後に、登録が完了した後は、ディスカバリの設定を無効化しておきましょう。