はじめに
Zabbixでは監視項目のことをアイテムと呼びます。CPUやメモリの使用率、ディスク容量のチェック、トラフィック、ログチェックなど非常に多くのアイテムを作成できます。
ここでは、CPU使用率とメモリ使用率のアイテムを作成します。
環境
OS：CentOS 8.2.2004
Apache：2.4.37
PHP：7.2.25
MariaDB：10.3.17
Zabbix Server：5.0.2
Zabbix Agent：5.0.2
操作手順
Zabbixの管理コンソールにサインインします。
画面左上のメニューから、[設定]－[ホスト]をクリックします。
「WindowsServer2019」の「アイテム」をクリックします。
CPU使用率
右上の「アイテムの作成」ボタンをクリックします。
アイテムの作成画面では、監視したい項目に合わせて設定します。
名前：CPU使用率
タイプ：Zabbixエージェント
キー：system.cpu.util[,system,avg1]
データ型：数値（浮動小数）
単位：%
アプリケーション：CPU
「追加」ボタンをクリックします。
メモリ使用率
右上の「アイテムの作成」ボタンをクリックします。
アイテムの作成画面では、監視したい項目に合わせて設定します。
名前：メモリ使用率
タイプ：Zabbixエージェント
キー：vm.memory.size[pused]
データ型：数値（浮動小数）
単位：%
アプリケーション：Memory
「追加」ボタンをクリックします。
動作確認
監視対象サーバでCPU使用率とメモリ使用率が監視できているか確認します。
[監視データ]-[最新データ]をクリックします。
ホストは「WindowsServer2019」を選択し、「適用」ボタンをクリックします。
CPU使用率とメモリ使用率が取得できていることを確認します。
