ネットワークの監視
ネットワークのトラフィックを確認する。
監視内容
監視項目 | アイテムキー | 説明 |
---|---|---|
受信バイト数(bytes) | net.if.in[<ifterface>,bytes] | 1秒間に受信したバイト数 |
受信バイト数(perf_counter) | perf_counter[\Network Interface(<ifterface>)\Bytes Received/sec]
※Windowsのみ使用可能 |
1秒間に受信したバイト数 |
受信パケット数(packets) | net.if.in[<ifterface>,packets] | 1秒間に受信したパケット数 |
受信パケット数(perf_counter) | perf_counter[\Network Interface(<ifterface>)\Packets Received/sec]
※Windowsのみ使用可能 |
1秒間に受信したパケット数 |
受信エラーパケット数(errors) | net.if.in[<ifterface>,errors] | パケットを受信し上位プロトコルへパケットを受け渡す時にエラーが発生したパケット数 |
受信エラーパケット数(perf_counter) | perf_counter[\Network Interface(<ifterface>)\Packets Received Errors]
※Windowsのみ使用可能 |
パケットを受信し上位プロトコルへパケットを受け渡す時にエラーが発生したパケット数 |
受信時にドロップされたパケット数(dropped) | net.if.in[<ifterface>,dropped] | 受信時に破棄されたパケット数 |
受信時にドロップされたパケット数(perf_counter) | perf_counter[\Network Interface(<ifterface>)\Packets Received Discarded]
※Windowsのみ使用可能 |
受信時に破棄されたパケット数 |
送信バイト数(bytes) | net.if.out[<ifterface>,bytes] | 1秒間に送信したバイト数 |
送信バイト数(perf_counter) | perf_counter[\Network outterface(<ifterface>)\Bytes Sent/sec]
※Woutdowsのみ使用可能 |
1秒間に送信したバイト数 |
送信パケット数(packets) | net.if.out[<ifterface>,packets] | 1秒間に送信したパケット数 |
送信パケット数(perf_counter) | perf_counter[\Network outterface(<ifterface>)\Packets Sent/sec]
※Woutdowsのみ使用可能 |
1秒間に送信したパケット数 |
送信エラーパケット数(errors) | net.if.out[<ifterface>,errors] | パケットを送信し上位プロトコルへパケットを受け渡す時にエラーが発生したパケット数 |
送信エラーパケット数(perf_counter) | perf_counter[\Network outterface(<ifterface>)\Packets Outbound Errors]
※Woutdowsのみ使用可能 |
パケットを送信し上位プロトコルへパケットを受け渡す時にエラーが発生したパケット数 |
送信時にドロップされたパケット数(dropped) | net.if.out[<ifterface>,dropped] | 送信時に破棄されたパケット数 |
送信時にドロップされたパケット数(perf_counter) | perf_counter[\Network outterface(<ifterface>)\Packets Outbound Discarded]
※Woutdowsのみ使用可能 |
送信時に破棄されたパケット数 |
コリジョン数 | net.if.collisions[<interface>] | コリジョン数 |
検証環境
Zabbixのバージョン
Server:3.0.7
Agent:3.0.10
Agent:3.0.14
検証OS
・Windows Server 2012
・Windows Server 2003
・Windows10
・Windows7
・Windows Vista
・CentOS 6.8
Zabbix Agentをインストールしている環境では、WindowsでもLinuxでも同じアイテムキーを使用できることが多いです。ただし、取得するアイテムによってはWindowsのみ、もしくはLinuxのみでしか使用できないキーもあります。更にOSのバージョンによっても差異があります。
アイテムの設定
パフォーマンスカウンターのキーは、管理人が使用しているサーバのNICを指定しています。
NICは、環境に合わせて任意に変更して下さい。
受信バイト数(bytes)
・名前:05.受信バイト数(bytes)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.in[{#IFNAME},bytes]
・データ型:数値 (整数)
・単位:Bps
・保存時の計算:差分/時間
受信バイト数(perf_counter)
・名前:06.受信バイト数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Bytes Received/sec]
・データ型:数値 (浮動小数)
・単位:Bps
・保存時の計算:なし
受信パケット数(packets)
・名前:10.受信パケット数(packets)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.in[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet,packets]
・データ型:数値 (整数)
・保存時の計算:差分/時間
受信パケット数(perf_counter)
・名前:11.受信パケット数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Packets Received/sec]
・データ型:数値 (浮動小数)
・保存時の計算:なし
受信エラーパケット数(errors)
・名前:15.受信エラーパケット数(errors)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.in[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet,errors]
・データ型:数値 (整数)
・保存時の計算:差分/時間
受信エラーパケット数(perf_counter)
・名前:16.受信エラーパケット数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Packets Received Errors]
・データ型:数値 (浮動小数)
・保存時の計算:なし
受信時にドロップされたパケット数(dropped)
・名前:20.受信時にドロップされたパケット数(dropped)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.in[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet,dropped]
・データ型:数値 (整数)
・保存時の計算:差分/時間
受信時にドロップされたパケット数(perf_counter)
・名前:21.受信時にドロップされたパケット数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Packets Received Discarded]
・データ型:数値 (浮動小数)
・保存時の計算:なし
送信バイト数(bytes)
・名前:50.送信バイト数(bytes)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.out[{#IFNAME},bytes]
・データ型:数値 (整数)
・単位:Bps
・保存時の計算:差分/時間
送信バイト数(perf_counter)
・名前:51.送信バイト数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Bytes Sent/sec]
・データ型:数値 (浮動小数)
・単位:Bps
・保存時の計算:なし
送信パケット数(packets)
・名前:55.送信パケット数(packets)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.out[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet,packets]
・データ型:数値 (整数)
・保存時の計算:差分/時間
送信パケット数(perf_counter)
・名前:56.送信パケット数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Packets Sent/sec]
・データ型:数値 (浮動小数)
・保存時の計算:なし
送信エラーパケット数(errors)
・名前:60.送信エラーパケット数(errors)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.out[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet,errors]
・データ型:数値 (整数)
・保存時の計算:差分/時間
送信エラーパケット数(perf_counter)
・名前:61.送信エラーパケット数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Packets Outbound Errors]
・データ型:数値 (浮動小数)
・保存時の計算:なし
送信時にドロップされたパケット数(dropped)
・名前:65.送信時にドロップされたパケット数(dropped)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.out[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet,dropped]
・データ型:数値 (整数)
・保存時の計算:差分/時間
送信時にドロップされたパケット数(perf_counter)
・名前:66.送信時にドロップされたパケット数(perf_counter)
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:perf_counter[\Network Interface(Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet)\Packets Outbound Discarded]
・データ型:数値 (浮動小数)
・保存時の計算:なし
コリジョン数(perf_counter)
・名前:70.コリジョン数
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:net.if.collisions[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet]
・データ型:数値 (整数)
・保存時の計算:なし
動作確認
アイテムの設定が完了したら、データが問題なく取得できているか確認します。
「監視データ」-「最新データ」をクリックします。
右上にあるホスト欄で、監視対象機器を選択します。
データが取得できているか確認します。
対応していないアイテムキーは、データが取得できないので、赤い×マークがつきます。
エージェントから取得した値とパフォーマンスカウンターの値は、多少、差がありますが、
取得方法の違いとタイミングによりますので、大きな乖離がなければ問題ありません。