Webアクセス監視

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Webアクセス監視についてまとめています。


監視内容

監視項目 アイテムキー 説明
Webページコンテンツ取得 web.page.get[host,<path>,<port>] Webページのコンテンツ取得。テキストとしてWebページのソースを返す。
Webページ読み込み時間 web.page.perf[host,<path>,<port>] Webページ全体をロードするまでの時間。浮動小数点値を返す。
Webページ内文字列検知 web.page.regexp[host,<path>,<port>,<regexp>,<length>,<output>] Webページ上の文字列検索。一致する文字列かoutputパラメータで指定したものを返す。

検証環境

Zabbixのバージョン

Server:3.0.7
Agent:3.0.10
Agent:3.0.14

 

検証OS

・Windows Server 2012
・Windows Server 2003
・Windows10
・Windows7
・CentOS 6.8

 

Zabbix Agentをインストールしている環境では、WindowsでもLinuxでも同じアイテムキーを使用できることが多いです。ただし、取得するアイテムによってはWindowsのみ、もしくはLinuxのみでしか使用できないキーもあります。更にOSのバージョンによっても差異があります。

アイテムの設定

ZabbixのWeb管理コンソールを監視します。

Webページコンテンツ取得

・名前:05.Webページコンテンツ取得
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:web.page.get[ホスト名(IPアドレス),zabbix/index.php]
・データ型:テキスト

 

Webページ読み込み時間

・名前:10.Webページ読み込み時間
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:web.page.perf[ホスト名(IPアドレス),zabbix/index.php]
・データ型:数値(浮動小数)
・単位:s

 

Webページ内の文字列検知

・名前:15.Webページ内の文字列検知
・タイプ:Zabbixエージェント
・キー:web.page.regexp[ホスト名(IPアドレス),/zabbix/index.php,80,"^HTTP/1.1 200 OK$",,"OK"]
・データ型:文字列

 

動作確認

アイテムの設定が完了したら、データが問題なく取得できているか確認します。
「監視データ」-「最新データ」をクリックします。
右上にあるホスト欄で、監視対象機器を選択します。
データが取得できているか確認します。

Zabbix Server

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